この記事は、経絡(東洋医学)にご興味のある方。
なぜ整体(当院)では経絡を取り入れているのかをポイントを絞ってお伝えします。
整体に来られる方は、どこか痛かったり、不調があったりされるわけですが
痛いところに必ずしも全ての不調の原因があるわけではありません。
むしろ、違う場所の不具合を教えてくれているサインであることが多いのです。
肩が凝っているからと、肩を揉んでも、一時的には血行が良くなって楽に感じることがあると思いますがこれだけで解決したとは、なかなか思えません。
あなたの肩はなぜ凝るのか。凝り続けるのか。
それは何のサインなのか。に気づいてあげることが大切だと思います。
肩こりの原因は様々ですし、日々の暮らしの中で、肩が凝るような動作の繰り返しだと、肩こりもすっかりなくすことは難しいかもしれません。
けれど、それ以外の要因があることで、本来そこまで酷くならないはずの肩こりが、倍増しているとしたら、対処の方法があると思いませんか?
たとえば、毎日PC作業が5時間以上あって、目を酷使したり、入力作業が半端なく多いと、当然肩に疲労が溜まって、肩こりを感じることもあると思います。
ただ、その時に酷使されているのは、肩まわりだけではありません。
肩こりに隠された不具合とは
例えば、ずっと座って姿勢を維持している背筋。大きく呼吸が出来ないために、動きが制限される肋骨、骨盤にかかる重さ。座ったままで血液循環が阻害されそうな下肢。お尻につぶされる坐骨神経など、いろいろと不具合が出ます。
これらのケアは、肩こりと同様にされるべきだと思います。
ですから、当院に来られたお客様は、肩こりの方でも、骨盤の癖や、肋骨の可動性、下肢の柔軟さなどを見させていただいております。
背骨が歪むことで起こる、痛み以外の問題とは
また、AKの五大要素である経絡の考え方では、背骨の椎間孔から出ている経絡の流れが阻害されている可能性も考えます。
肋骨の動きが制限されたり、背骨の可動性が少なく、歪んだ姿勢で定着してしまうことで、背骨の椎間孔から出ている、経絡の道も通りにくくなると考えます。
その場合、阻害されている経絡に対応する筋肉の筋力弱化を指標にして、滞っているエネルギーが流れやすいように、経穴を刺激する施術を行っています。
経穴への刺激が働くと、指標になっている筋力はたちまち回復します。
なんの運動をしなくてもです。筋力は運動だけでアップするものではないということです。
身体を大きな森として、痛いところを一本の木として考えると?
痛いところだけにフォーカスして、痛みをとることももちろん大切です。
痛みは相当なストレスなので、軽くなればストレスが減り、回復も早くなることが期待できます。
けれど、身体を森にたとえると、森の中の一本の木に不具合が起きていて、一生懸命直そうと努力しているのに、森全体が火事だとしたら、もちろん火を消さないといけません。
森全体が大雨で流されそうだったら、急いで排水をよくして、水を逃がしてあげないといけません。
経絡とはこのように、身体の全体の質を左右するものです。
経絡などの東洋医学には陰陽五行という考え方が基にあります。
全ての物事(身体)は陰と陽の働きがバランスよく保たれており、また五行といわれる5つの性質を併せ持つという考え方です。
AKにおける経絡のアプローチはこの陰陽五行説に基づいて組み立てられており、痛みや不調のある身体全体の大きな流れを整えることで、エネルギー循環が滞りなく流れることを目的とします。
おひとりおひとりの状態を評価して、必要な施術を組み立てております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
経絡については他の記事もございます。ご興味のあるかたはそちらもご覧ください。
また他の記事でお会いしましょう! 玲でした♪
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