サラダ油ってなんの油?【良い油】と【危ない油】の見分け方

ダイエットで甘いものや、油ものを控えているのに、なかなか痩せない。。そんな経験はないでしょうか。じつは身近なサラダ油がダイエットを邪魔しているとしたら・・・?

サラダ油の特徴は、透明・さらさら・使いやすいなどでしょうか。サラダ油ならなんとなく身体に良さそう。。なんて勘違いしていませんか?

少量でも使い続けると、実はあなたの身体にとって負担になるものだとしたら・・・?そんなお話です

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サラダ油ってなんの油??

突然ですが質問です。みなさんのお台所にある油を思い出してみてください。

天ぷらを揚げる油は何を使っていますか?

「健康を考えているのでサラダ油です。」多くの方が使っておられると思いますが

スーパーで売っている、サラダ油ってなんの油なのでしょう?

なんとなく、コレステロールゼロって書いてあるし、サラダって健康に良さそうなネーミングですよね。わかります、わかります。私も以前は使っていましたから。

メーカーさんのホームページではサラダドレッシングやマヨネーズの材料として使うのに適している。らしいです。サラサラで扱いやすいという事でしょう。

サラダ油は透明でサラサラで冷蔵庫でも固まらない植物油の総称です。

植物からとれた油っていうことは、やっぱり身体に良さそう?

サラダ油の問題点は【原材料】と【製法】の安全性!

1.原材料の安全性の問題

2.加工度、製法

ひとつずつ見ていきましょう。

原材料の安全性の問題

サラダ油の原材料は、ほぼ100%輸入の遺伝子組み換え作物です。

遺伝子組み換えってなにが悪いの?

という、素朴な疑問ありませんか?

恥ずかしながら私はなんとなくのイメージで、遺伝子に手を加えているのでよくないのかな。くらいに思っていました。

でも、この仰天の真実を聞くと、あなたもきっと怖くなると思います。

作物に遺伝子組み換え技術をつかう主な理由

大量に作られる作物を害虫から守るための技術

安価で大量に作られるサラダ油の原材料は、ほぼ100%海外の広大な土地でつくらる

とうもろこし、大豆、なたね、綿実などの遺伝子組み換え作物です。

作物の害虫対策として農薬は一般的ですが、遺伝子組み換え技術による【害虫対策】があるのです。

作物に「バチルス・チューリンゲンシス」という微生物の遺伝子を組み込むことで、作物を食べた害虫の消化管を破壊し、虫を殺し増えないようにします。

ここで、気がついていただきたいのは、従来から作物の品質向上などの目的で行われてきた、植物や動物の品種を交配させる(かけあわせ)と遺伝子組み換えとの決定的な違いです。

従来の交配は同じ種、または近い種同士の掛け合わせなのに対し、遺伝子組み換えでは、植物や動物などの種の垣根を超えて組み換えが行われます。

なので、害虫を殺したい農作物に、虫の消化管を破壊する働きのある微生物の遺伝子を組み込むことが許されているのです。

消化管を破壊する遺伝子が組み込まれている作物から取れた油って本当に安全?

大量の作物の収穫を容易にするための技術

もうひとつの目的は作物の収穫の手間を減らす目的です。

作物の収穫のときに、雑草がたくさん混ざっていると大変なのは想像できますよね。

では、収穫のときに目的の作物以外の雑草がきれいに枯れていたらどうでしょう。

収穫はもっと容易になるはずです。

そのために使われているのが【除草剤耐性】を目的とする遺伝子組み換えです。

わかりやすく説明すると、予め除草剤に耐性のある遺伝子を組み込んだ、遺伝子組み換え作物を作ります。

収穫の時期が来たら、空中散布などで大量の除草剤が散布されます。

すると、遺伝子組み換えされている目的の作物以外の雑草などは、見事に枯れ、除草耐性のある遺伝子組み換え作物の収穫が容易になるという仕組みです。

このように、除草剤に負けないように作られたのが【除草剤耐性】を目的とする遺伝子組み換え作物です。

この遺伝子組み換えされた作物も、空中散布された残存農薬もどちらも海外では様々な学者が実験を繰り返し、危険性を指摘し、実害に訴訟も起こるほどの問題になっています。

有名なのは【ラウンドアップ】という除草剤と、【ラウンドアップレディ】という除草剤耐性の遺伝子組み換えされた品種の大豆ととうもろこしです。

日本ではホームセンターで売られているレベルの除草剤が、海外ではこんなに危険のレッテルを貼られているのです。

遺伝子組み換え食品は安全でしょうか?

もちろん、日本では遺伝子組み換えについては政府がしっかりした安全基準を設けて検査したうえ承認されたものしか流通していません。

とくに、日本の作物では現段階では遺伝子組み換え食品をそのまま口に入れることはありません。

日本で使用が認められているのは、原材料として使われる加工食品だけです。

加工品には遺伝子組み換えと表示されているので消費者側で選ぶことが出来ます。

でも、問題のサラダ油などの精製された食品は、加工の段階で遺伝子組み換えしたタンパク質は残っていないとされ、遺伝子組み換えの表示義務がないのです。

現時点での安全性、将来にわたる安全性など、いろいろな角度で専門家が研究しているのは事実ですが、人体実験をしているわけではないので、あくまでも動物実験と理論に基づいた判断だということです。

現代社会において、アレルギーの増加、生涯にわたっては三人に一人が、がんになるといわれている日本。

多くの要因が考えられる中、因果関係が証明されない遺伝子組み換え食品の影響は、個人が知り、判断するしかありません。

深刻な人手不足、天候や自然災害の被害など、薬を使わなければ安定した食物供給が出来ないことも事実です。

安全性の有無を認識したうえで、個人が選択すべきだと思います。

加工度・製法の安全性 【伝統製法】VS【溶剤抽出】

サラダ油で決定的に問題なのは、加工法と製法の安全性です。

従来の植物油の製法は【圧搾・ろ過】という【伝統製法】です。

イメージとしては絞り出して、液体を取り出す。ですね。

それに対して、サラダ油や植物油は、石油由来の化学溶剤と添加物を使用して溶かし出す【溶剤抽出(化学処理)】です。表示義務はありません。

また、伝統製法で作られた油には、原材料の表記があります。

表記例:食用なたね油・植物油(なたね)  など

それに対して、サラダ油や植物油は、100%輸入遺伝子組み換え作物であり、表示義務はありません。

栄養面ではどうでしょう。

伝統製法で作られた油には、ビタミン・ミネラル・酵素などが含まれ、生命維持に貢献しています。

一方、溶剤抽出(化学処理)されたサラダ油などの植物油は、精製されてサラサラの油のみになっていて、不純物すなわち栄養素がごっそりなくなっているのです。

さらに、脱臭工程では【トランス脂肪酸】という、変質した脂肪酸を生成し、これが健康被害をもたらすと問題視されています。

【トランス脂肪酸】については、もっと詳しくお話したいので、別記事にしますが、身近な食品としては、マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドなど、常温でも固体の脂だと思ってください。

まとめ:【健康を支える良い油】と【病気の要因となる悪い油】

このように、【圧搾・ろ過】という【伝統製法】で作られた従来の油は、あなたの身体の中で栄養素として働き、細胞膜の材料としても活用されるいい油といえるでしょう。

反対に、【溶剤抽出(化学処理)】という大量生産に向いた化学工場でつくられた油は、あなたの身体になんの栄養も与えないだけでなく、【トランス脂肪酸】という、健康被害を生む材料になっているのです。

安価で使いやすい、サラダ油・植物油を使い続けることで、結局身体に悪影響があり、健康を損ねるとしたら、あなたはどちらを選択しますか?

長い目で見て、どちらが価値のある選択か、立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私は

和食や中華料理では、伝統製法で造られた【ごま油】を使います。

洋食では【オリーブオイル】や【ココナッツオイル】を使用します。

ごま油やオリーブオイルといっても、製法によってはトランス脂肪酸を合成してしまうものもありますので、あまり安価なものはオススメしません。

インターネットでもいろいろ出ていますので、納得のいくものを探してみてくださいね。

“知らないと危ない脂肪!トランス脂肪酸とは?”

ダイエットは健康とともにあるべきという考え方では油の見極めはきわめて大切です!

最後までお読みいただきありがとうございました。

またば別の記事でお会いしましょう!れいでした♪

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